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住宅【時層の家】at STA

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西暦1150年に建立された由緒ある寺院に隣接した敷地。歴史ある街並みに好感して移り住む人が多い目黒・碑文谷において、これら街並みの延長上にインテリアデザインがある事を目指しています。そこで由緒ある歴史と共に経過していく「中小の時間」をインテリア設計のコンセプトとしています。数十年の変化:徐々に飴色に変化していくチーク材。一年の変化:四季折々に変化する桜並木を楽しめる開口部とスペース。一日の変化:日々の光の変化で表情を出す和紙。時間が経つほど味わい深くなる楢のテーブル、時間を重ねた米沢箪笥、鉄鍋や陶磁器といった小物など、素材・家具.小物も時間が経てば経つほど変化するものを選定しています。それらの時間を横断するように住む人の時間が加わり「時間の重層化」を生まれ、その時間を楽しむ事が暮らしに深みを与えると思います。

  (鹿内健建築事務所より転記、略:STA)

 

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計画地:東京都目黒区碑文谷
竣工:2013年6月
用途:コンセプトルーム&専用住宅
規模:RC造,マンション全面改修
延床:143.91㎡
設計:鹿内健+後藤典子+加藤秀基/鹿内健建築事務所
( 加藤秀基は設計補助として参加 )
事業者:株式会社リビタ
施工:パナソニックES集合住宅エンジニアリング
撮影:荒木文雄、ナカサ&パートナーズ
掲載誌:都心に住む 2014年2月号

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